一人暮らしだとWiFiの必要性は感じてもどれが自分に適しているのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。自分の目的に応じて契約すれば、自分の好きなタイミングで通信量を気にせずにネットを楽しめます。しかしルーターも3種類ありどれがいいのか判断が難しいです。一人暮らしにおすすめのWiFiを安く契約できる方法を紹介します。
CONTENTS
一人暮らしにWiFiは必要?
一人暮らしでもWiFiを契約するとさまざまなことに役立ちます。ICTやIoT技術を活用した機械が増えてきたからです。
近年、多くの通信量が必要なリモートワークやオンライン授業が実施されています。IoT技術を搭載したロボット掃除機もWiFiを利用すると効率よく掃除ができるので便利です。自分のライフスタイルにWiFiがあると便利なのか一緒に調べてみましょう。
オンラインコミュニケーション
データ通信量が多いリモートワークやオンライン授業を受講するためには安定した通信環境があると安心です。スマホだけでは無意識のうちにデータ容量を使ってしまい、すぐに1か月の上限に達してしまいます。
プロバイダによっては3日間で一定の通信量を超えると低速モードになるので不便です。プライベートでも動画が好きな人やオンラインゲームする人はすぐにデータ通信量を消費します。
リアルタイムでデータのやりとりをする人はWiFi設置すると快適に過ごせるでしょう。
ただしスマホぐらいしかネットを使わず、データ通信量も無制限プランで契約して満足している人はWiFi契約が不要なケースがあります。やりたいことはWiFiが必要かどうか指標になるので改めて考えてみるといいでしょう。
WiFi使用機器
単体で通信ができるSIM入りのスマホやタブレット以外の機器はWiFiにつなぐことで使用できます。身近なものだとパソコンはWiFiにつながなくては通信ができません。
ほかにもIoT家電といわれるインターネットでつながった家電はWiFiを使うことで効果を発揮して私たちに快適な生活を与えてくれます。
たとえば、エアコンだとスマホを使った遠隔操作で電源のオンオフや稼働状況を確かめるのに便利です。洗濯機では洗剤や柔軟剤は自動投入や天気によって最適な洗濯コースを勝手に選んで洗濯します。
外出していると気になるペットも見守りカメラを使えば安心安全です。スマホ以外にWiFiを使う機器を持っている場合は、接続すると実用的に使えます。
一人暮らしの方がWiFiを選ぶポイント
一人暮らしの方がWiFiを選ぶポイントが6つあります。主に金額・契約内容・通信環境で自分が一番重視したい部分から選べば満足のできる使い方ができるでしょう。
たとえば使い方を無視して、動画を見る人なのに通信速度が遅い回線を選ぶのは最適ではありません。自分のライフスタイルに合わせた通信環境を選びます。
ただしエリアが対応していないプロバイダを選ぶことはできないので事前にチェックが必要です。ひとつひとつポイントを調べてみましょう。
ルーター
WiFiルーターは3種類あります。家で使用するために直接回線を引き込んで通信する光回線、端末をコンセントに差し込むだけでインターネットを使えるホームルーター、持ち運びができる小型のポケットWiFiです。
回線工事の有無や通信速度、持ち運びやすさで違いがあります。自分の使用目的にあわせて使いやすいものを選択するのがベストです。
月額料金
月額料金は毎月無理のない範囲で支払えるものを比較して選ばないといけません。途中で支払いができないと解約しても高額な違約金を支払う必要があるからです。
無理がなく支払いをするためにも事前にキャンペーンを実施していないかリサーチしましょう。プロバイダによって初期工事費無料のキャンペーンやキャッシュバックを実施しています。
端末機器もレンタルできるので活用すると便利です。実際に契約した場合の月額シミュレーションしてみるといいでしょう。
契約期間
2年や3年の契約期間を設けているものが多いです。この設定されている期間内で解約すると、違約金の支払い義務がでてきます。
契約期間がない料金プランは割高ですが、自由に解約ができるので期間に縛られたくないと考えている人にはおすすめです。
契約期間中にほか社へ乗り換えするときは違約金負担やキャッシュバックキャンペーンしているところもあるのでうまく制度を利用しましょう。
通信量
普段使用するデータ容量を基準にすると料金プランを選びやすいです。WiFiはデータ容量が決められています。月100GBまでと上限があるものや無制限のものがあります。
ルーターや料金によって容量が異なりますが、現在使っているスマホのデータ通信量を確かめると一つの指標になるので安心です。
複数の機器を接続するとさらにデータ容量を使用するので忘れてはいけません。1か月あたりのデータ通信量の上限が決まっているものは、上限を超えると低速になるので注意しましょう。データ通信量を気にしたくない方は無制限を選んでおくと無難です。
回線速度
動画やオンラインゲームする人は通信速度も気になります。快適に使いたい人は回線が安定している光回線が安心です。
不安定な回線を契約していると大事なリモートワークでタイムラグが発生したときに相手に迷惑をかけるばかりかイライラしませんか。
光回線の速度は一般的に100Mbps~400Mbps、WiFiは30Mbps~40Mbpsと大きな差があります。
利用環境により実際の数値は異なりますが、メール送信の速度目安は1Mbps・動画は10Mbpsです。速度を重視したい人はホームルーターか光回線が安定しているのでおすすめです。
使えるエリア
WiFiにはそれぞれ提供しているエリアがあります。回線が整備されていないエリアや電波が届かないところは使用できません。
せっかく契約したのに使えない事態を避けるために、住んでいる地域がプロバイダのWiFi接続エリアなのかを事前に公式HPからチェックできます。
とくにポケットWiFiは持ち運びができるため、よく行くエリアでも使えるか調べておくと失敗しません。しっかりと調査して契約しましょう。
一人暮らしの方におすすめのモバイルWiFi
モバイルWiFiはコンパクトサイズで持ち運びができるルーターです。持ち運ぶ先々にある基地局の電波を受信して通信ができる環境をつくります。
自宅にいることが少ない人でも外出先で利用できるので使い勝手がいいです。ここではモバイルWiFiの特徴とおすすめ3選を紹介します。
手軽さ
モバイルWiFiは回線工事不要で、端末が郵送されてきたらインターネットが使えます。固定回線は自宅に回線を引き込む必要があるため工事が必須です。
そのため環境を整えるのに日数を要します。工事には費用がかかるため、初期費用を抑えられるモバイルWiFiは手軽です。
店舗で契約すれば端末がすぐに手に入ります。即日インターネットが使えるので、できるだけ早く使いたい人は利用しましょう。
通信費節約
回線工事も不要なため初期費用や月額料金が安いです。スマホのプランを低容量に設定し、WiFiを利用すれば携帯代金が安くなり通信費が節約できます。
スマホを大容量プランにして、テザリングを使う方法もありますがおすすめしません。スマホでほかの機器をつなぐテザリングすると、通信量が2~10倍も増えることも多いです。
小画面のスマホと画面が大きいタブレットだと画面に表示されるデータ量が異なります。スマホを経由するため速度も遅くなりがちです。テザリングではなく速度や通信量が安定するポケットWiFiを使用すると通信費削減につながります。
持ち運びができるコンパクトサイズ
小型サイズなので自宅内や外出先の好きなところに持ち運びができます。引越しをしても持って行くだけなので手軽です。
常に電源を必要としない端末なので、停電や災害時でもインターネットにつなげます。ただし、金属の壁で密閉された場所や地下は電波が入りにくいため注意しましょう。
ポケットWiFiおすすめ3選
おすすめの乗り換え先は、BroadWiMAXやRakutenWiFiPocket、ZEUSWi-Fiです。BroadWiMAXは高速通信が使えるコンパクトサイズの0円端末が利用できます。
データ通信量も無制限です。初心者でも簡単にWiFi接続できるので不安な人も安心できます。初期費用無料・ほか社乗り換えキャンペーン実施しているので賢く使って節約しましょう。
RakutenWiFiPocketは楽天をよく利用しているユーザーにおすすめです。3GBまでは月々980円(税込)、楽天回線エリアでは2,980円(税込)でデータ量が無制限で利用できます。
楽天ポイントで支払いができるので便利です。ZEUSWi-Fiは20GB月額980円(税込)と格安で使用できます。
1日あたりのデータ制限もありません。キャンペーンはありませんが、月々の支払いを安くできます。どれも持ち運びやすく便利です。
一人暮らしの方におすすめのホームルーター
ホームルーターは端末をコンセントにさすだけでWiFiが使えるようになるルーターです。自宅に回線を引き込む工事ができない物件でも簡単に設置ができます。
ポケットWiFiよりも通信速度が安定して使用できるので安心です。ポケットWiFiと光回線の中間に位置するホームルーターの特徴とおすすめ3選を紹介します。
工事不可物件・引っ越しが多い
光回線の引き込み工事ができない物件に住んでいる人や引っ越しが多い人には使い勝手がいいルーターです。端末が手元にあれば、即日でインターネットに接続できます。
開通工事するための手間や初期費用が抑えられるのがポイントです。今まで工事ができなくて諦めていた人もWiFiが利用できます。引っ越し先で使うときも住所変更のみでいいのでわかりやすいです。
通信環境
モバイルWiFiよりも電波や速度が安定しています。同時に複数端末接続ができ、WiFiも広範囲で使えるので便利です。5Gの高速通信で通信量も無制限のプランを契約できます。
BroadWiMAXでは下りが最大2.7Gbpsのものあり大容量のデータもストレスなく通信ができるので快適です。ただし有線ではなく無線なので障害物が多いと電波が届きにくくなります。
キャンペーン
携帯キャリアのスマホセット割の適用がおすすめです。
たとえば、ドコモのスマホを使っている人はドコモのhome5Gセット割を利用すると、ネットとスマホの支払いをまとめると家族全員のスマホ1回線ごとに最大1,100円(税込)割引されます。同じスマホキャリアでホームルーターがある場合は一度検討してみましょう。
ホームルーターおすすめ3選
ホームルーターのおすすめは、BroadWiMAX、home5G、モバレコAirです。BroadWiMAXではポケットWiFiと同様に初期費用無料と乗り換えキャンペーンを実施しています。
データ通信量も無制限です。auスマホやUQモバイルを使用している人はセット割引があります。割引も多く、使いやすい料金です。
home5Gはドコモが提供しているモバイルルーターで、契約期間はなく5G高速通信で安定した接続ができます。ドコモユーザーはスマホとセットで割引ができるので利用しやすいです。
モバレコAirはSoftBankAir回線のアライアンスモデルです。キャンペーンも多く月額料金が安くなります。
とくにソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーはスマホ代が安くなるセット割があります。工事が難しい人や引っ越しが多い人はぜひ検討してみましょう。
一人暮らしの方におすすめの光回線
自宅にインターネット回線を引き込んでモデムに接続すると通信ができます。回線が安定しており、高速通信でデータ通信量も無制限です。
リアルタイムで配信する動画やオンラインゲームなどデータ通信量が多いものもストレスなく利用できます。光回線の特徴とおすすめ3選を紹介します。
通信量・速度
光ファイバーでデータを送受信するので電磁波の影響は受けません。外部の干渉が少なく回線が安定しています。データ通信量は無制限で利用でき、大量のデータ通信による速度低下もありません。
リアルタイムでオンライン授業やリモートワークしても、ストレスなくやりとりができるので快適です。有線でも無線でも対応できます。
ただし集合住宅でインターネットを共有している場合は、在宅率の多い夜の時間帯や大量のデータ通信している人がいると通信速度が下がるので注意しましょう。
ひかり電話やTVサービスの契約
光回線を引き込むとひかり電話やひかりTVが楽しめます。アンテナ工事も不要で導入がしやすいです。専用チャンネルやコンテンツも豊富にあるので見たい番組がいつでも見られます。TVが好きな人にはおすすめです。
光回線おすすめ3選
おすすめの光回線は、Rakuten光やソフトバンク光、OCN光です。Rakuten光は楽天モバイルを契約している人がひかり回線を契約すると1年目が無料になります。
ただし初期工事費用がかかるので注意が必要です。公式サイトでスピードの実測結果もでています。価格重視で契約したい人にはおすすめです。
ソフトバンク光はキャンペーンやセット割が充実しています。ソフトバンク・ワイモバイルユーザだとスマホとのセット割やほか社からの乗り換えキャンペーンも実施しているのでお買い得です。
通信速度も最大1Gbpsなので安定した通信環境があります。OCN光は新規回線工事費用と月額基本料金最大5か月間が無料です。
インターネット接続に自信がない人でもサポートしてくれます。データ量が多い通信する人は光回線を検討してみてください。
WiFiを契約する前に知っておきたいこと
一人暮らしでWiFiを契約する前に知っておきたいことは違約金と端末料金の残債です。契約期間に途中で解約した場合には違約金が発生します。期間満了後の更新月で解約すれば違約金はかかりません。
契約先によって2年や3年の場合があるので、契約時にチェックしましょう。使用する端末機器を分割支払いする場合は残債に注意が必要です。
インターネット回線と端末の契約期間が違う場合、1回目の回線更新月に解約しても、端末料金の残債があれば一括で支払わなければなりません。
また端末をレンタルしているときは、解約したら返却するのであらかじめ返却するものは捨てずにまとめておくと安心です。
WiFiにかかる費用を安く抑える方法
WiFiにかかる費用を安く抑えるには不要なオプションの解約、割引やキャンペーンを最大限に活用します。店舗で契約するとオプション加入することが多いでしょう。
自分に必要なオプションであればそのままでも構いません。無料期間が終わって数か月経っても使わないものは忘れずに解約しましょう。
紹介した割引やキャンペーンを適用すると月々の負担を軽くできます。初期費用無料やほか社からの乗り換えキャンペーン、スマホとのセット割もあります。
現金や金券だけでなく、違約金を負担してくれる特典もあるので乗り換えにためらっている人は検討してみましょう。これから契約する人はWiFiを選ぶポイントを押さえたうえで、費用を安くできないか考えてみることをおすすめします。
まとめ
一人暮らしだとWiFi環境を準備するのが煩わしいと感じませんか。リアルアイムで通信するオンライン授業やリモートワーク、IoT家電を使用するならWiFi環境は必要不可欠です。
月々の料金や契約期間、データ容量など自分のライフスタイルに合わせてルーターを検討しましょう。ネット回線が提供できるエリアは事前に公式HPで調べておくと後悔しません。
WiFiルーターはモバイルWiFiやホームルーター、光回線の3種類あります。違約金や端末料金の支払方法をしっかりと確かめたうえで契約しましょう。キャンペーンやキャッシュバックを利用すると費用を抑えられるのでおすすめです。ぜひ契約する前に参考にしてください。
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